3月頭から12日までカリブに行っていたために、帰ってきたら仕事が大童なことになっていた。
でも不思議だ!気持ち入れて一つ一つ片付けていくうちに、仕事のペースやはかどり方が早くなっている。日曜日は、キヤノンとアップル、それにファットフォトが一緒になって企画した「Photo meets music」のイベントがあり、品川のSタワーに集まったさまざまな年齢の人たちと、恐らく日本で(そして世界でも)初めてだろうと思えるオリジナル音楽に合わせたスライドショー作成のための撮影&ワークショップイベントを行った。おかげさまで大好評!忙しい中で準備をしてきたスタッフの労多し。されど、成功で報われた感じ。ixy90のカメラやipodなどを抽選でゲットした参加者の中の8名は、さらに嬉しかったのでは!また、昨日は6月1日から始まる写真月間の中の「1000人の写真展」の審査日。半蔵門にある日本写真協会に出向き終日審査。しっかりとした審査は楽しかったし、後の総評&講評もいろいろ意見が出て楽しいものだった。今日は気合入れて、今週金曜日から始まるPIEの準備と平行して、ファットフォトやその他の連載原稿を書き上げた。全て予定通り!(なんていうと偉そうに聞こえるかもだけど、うまくいくとすっごく嬉しいものだ)。明日は、早朝からハウススタジオで行う「ファッションフォト2007」。忙しいけれど充実している。 カリブの海での出来事が既に夢のときのようだ。 PIEでの講演はトークや講演スケジュールは下記のとおりです。 ●23日(金)、ニコンブースで女優の黒川芽以さんと14時から 「テラウチの視線×黒川の目」というトークセッション。 ここでは横浜の写真を初公開します。 ●24日(土)は、会場のメインステージで13時から 「心捉える写真の作法―何気ないけど何かを感じる写真のヒント」と題して、 時代の読み方。それに呼応する撮り方のセンス、逆に無視したアーティストとしての生き方。それに、個性と普遍について講演します。この1時間は、中身の濃い内容です。 その後、15時からノーリツ鋼機ブースにて 「あの頃を思い出す、写真の楽しみ」というトークを行います。 ここでは、4メートル四方の壁にカリブで撮ってきた写真を初公開します。 #
by phatphotochiefed
| 2007-03-20 22:55
2月の終わり。
六本木のある場所で、小さなクローズドの写真と音楽のコラボをやりました。 僕の写真を見せながら、音楽家たちが即興で演奏してくれるもの。 ピアノとギターとバイオリンでの生演奏ですが、何の打ち合わせも無しに、次々と上映される僕の写真に合わせて、完璧な音となって演奏されていくのです。そのさまは、特等席で見ていたのですが鳥肌モノでした。まったく写真を邪魔せず、しかも完璧にフォロー&存在を主張しているのです。 国立音大の2年生と3年生たち。 いつか彼らと何かやりたいと思い始めています。 『PHaT PHOTO』のイベントとしてやってもいいし、みんなの写真が上映されて、そこに音楽が加わる楽しさに、きっとはまってしまうと思います。 音楽家の彼らも20代。 今20代の写真家はどんな思いや活動をしているのか、藤原新也さんが今のファットフォトで書いてくれた「20代って本当に若いのかね。俺はそうは思わんな」で始まるエッセイ&写真。僕はこのページが大好きです。 「…空気を読む。何ソレ。…僕的には。アホか。」 「生き方上手の写真が多すぎる」 「一度自分を”殺して欲しい”」などと文章は書かれているわけですが、あの音大の彼らは決して態度不遜ではなく、でもしっかりと音で表現していたのだよね。藤原さんのあの文章。何度も何度も読んでみるといいです。読むたびに新しい発見があるから。何回お湯を継ぎ足して飲んでもいい中国茶のように思います。彼ら、2歳から楽器やってるっていってた。キャリアが長けりゃいいってものではないけれど、志を打ち込んできたやつって凄いよね。 チンギス・ハーンの映画の言葉思い出しました。 「遠方を見よ。志を地の果てまで飛ばせ」 明日からと言うか今日からバージン諸島に出かけます。 NY経由でカリブに飛び、船で島々を廻ります。 戻りは12日。 刺激されたから、ちょっと頑張ってこよう! #
by phatphotochiefed
| 2007-03-02 23:40
新たなることやものが見たい!
誰かの物まねではなく、自分だけの何か! それは若者の特権でもあるし、 大人だからこそ出来ることかもしれない。 オリジナリティとは、元来シビアなものだ。 でも一方で、歴史を重ねる中での一歩一歩の進歩もある。 そんな思いで今度の『PHaT PHOTO』を創り、皆さんに送ることが出来ることはとても嬉しいと感じている。今までの中で一番お気に入りの号!見てない人は是非! 本城君とはまた違った感じで、六本木ヒルズ周辺を模型のように撮ってみた。 #
by phatphotochiefed
| 2007-02-27 22:58
とリング上で叫んだのは、2004年の5月、
K1戦士イグナショフを倒したときの、中邑真輔、当時24歳の新日本プロレス若きエース。 リングサイドにいたほとんどがその言葉に心から酔いしれたものでした。 「写真はかっこいいんだよ!」と同じように叫びたいのが僕です! 『PHaT PHOTO』とは、それを実証したいと思っている雑誌。 そのことに共感してくれる人たちをさらなる写真好き人にしたいのです。 あのときリングサイドに熱くなって集まったファンのように 「そうだ!」とガッツポーズをとってくれる人たちと一緒になって、 「楽しい企て」やり続けていこうと思っています。 タイトルのPHaTは、超かっこいい!というスラング。 PHaTなPHOTOであってほしいという思いです。 そして、再び書いてしまうのですが、 今度の黄色いハッピーカラーな表紙の『PHaT PHOTO』。 僕としては、カッコイイ!雑誌に近ずいたと喜んでいるのです。 荒木さんの20代作品、初公開だけじゃなく、「初」といえるものいっぱい並んでいます。 その一つは、「写真家20代の頃」に登場のブライアン・ユーリッヒ。 NY出身の35歳。彼の作品は、写真雑誌として(メディアとして?)日本初公開ではないでしょうか。こういう作品が海外では評価されているのかと、あるいは、確かに僕も(私も)何かいいな!と感じるよ、などと、その写真をじっくり見ながら心にインプリントすることは、ヒンズースクワットやるみたいに、写真の筋肉が鍛えられると思います。 勝った試合でもらったカップをスリスリしたくなるように、気に入ってます。 おまけに、ポスターがカッコイイ! これは、勝った翌日に読むスポーツ新聞のような気分でしょうか。 書店に貼られているはずです。 「写真はかっこいいんだよ!」と思っている人は外せないだろうなぁ。 #
by phatphotochiefed
| 2007-02-22 23:11
今日から『PHaT PHOTO』が書店に並んでいるはずです。
是非手にとって見てください。自信作です!自分で言うのも変ですが(笑)。 雑誌のタイトルであるPHaTとは、Pretty Hot and Tempting=超カッコイイ!という意味のスラングです。『PHaT PHOTO』はその名のとおり「写真はかっこいい!(んだよ!)」と、高らかに伝えていきたいと思って出しているところもあります。 「そうそう、写真っていいよね!」とそれに共感してもらえる人に読んでもらいたいのです。 いつもなかなか出来ていませんが、出来れば写真というブランドを高めていきたいとマジ思っているのです。それが、今回の号は「うまくいったなー」と思っています。 写真はカッコイイ!と思わせるいろんな記事が並んでいます。 さり気なくリビングや机の上においておくだけで、何か部屋の空気が変わるような、、、。 内容的には、”天才!アラーキーの20代作品、初お披露目!”を含め、「初」という企画や記事が多いです。その辺の発表は、その成果を勝ち取った編集部員に栄誉を譲り、いずれ編集部日記で随時「初」を語ってもらいたいと思っていますが、皆さんとにかく見てください。 今度の号は、今まで置いてなかった書店(例、東京以外のビレッジヴァンガードなど)にも多く並んでいるはずです。速い足で売れていくんじゃないかなー。(そうあってほしいと思いながら) #
by phatphotochiefed
| 2007-02-20 21:05
|
by phatphotochiefed
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