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写真展のお知らせ
今週金曜日から北海道の東川町にある東川町文化ギャラリーで写真展を行います。
今年初めての写真展。北海道で開く僕にとっても2度目の貴重な写真展です。
その挨拶文を今日作りました。
というわけで読んでいただき、北海道旭川近くの方々は是非ご覧いただければ幸いです。

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ご挨拶

「涙は人が作る一番小さな海です」という言葉を教わった。
故、寺山修二氏の言葉だという。感情の満ち干きであふれ出て来る涙は、干潮や満潮で満ち引きする海と確かに似ていると思う。おまけに塩味だし。
涙の海でなく、実際の海にもいろいろな海がある。
楽しく遊ぶ海、生活の場としての海、人が関与できないほどのスピリチュアルな海…。様々な海があるけれど、人はなぜか海に特別な思いを抱く。周りを海に囲まれている国特有の事情からではなく、世界全般にそうだ。
三好達治詩集の中に「海よ 僕らの使う文字では お前の中に母がゐる そして母よ 仏蘭西人の言葉では あなたの中に 海がある」という短編の詩がある。母を海に例え、海を母に例えた詩。海は人の心の感情をどこか遠いところや深いところへと連れて行ってくれる力を持っているのかもしれない。
海から陸に上がった人間のDNA。そこに染みこんだ僅かな記憶を“狼の遠吠えを聞いた犬が思い出すかすかな記憶”のように、人は海を見て感じるのだろう。
写真の街として名を馳せる東川町。その東川町文化ギャラリーで写真展を開く機会を得、人の記憶を呼び起こせるような海の写真を展示したいと考えた。DNAに届けという願いを込めた写真展だ。そのために出来る限りの努力はしたつもりだが、未熟ゆえの不備が目に付く。ジャン・コクトーは「詩人が自分のチャンスを試す種類の詩がある」と書いた。写真展をやるたびにそんな種類の写真展を開きたいと考えてきたけれど、出来た瞬間にNEXT!(今度こそ!)と思ってしまうのは、いつものことだけど不徳の致すところ。反省をしつつ、これからも高い理想を目指していきたいと思う。
それでも何か、もし、少しくらいでも感じいってもらえる写真があれば幸いである。一人でも、1枚でも、心に届く写真があれば、それがまたこれからの励みにもなる。そんなことを願いながら、この写真展開催に深く感謝しています。
多くの方々に示唆やご協力をいただきました。ありがとうございました。
テラウチマサト


上の写真は「海よ。」と題してお見せする写真の一部です。
2月18日には、この会場に終日いる予定です。
同じホールにて立木義浩氏や写真甲子園OB,そしてファットフォト読者の写真展も開催されています。
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by phatphotochiefed | 2006-02-16 00:03
どうやら重いらしい!
このところしっかり体調管理しているお陰で体重は3キロも減。
そしてお腹もいい具合にへっこんできて、調子はイケイケ。
今の激しい状況で唯一プラスなこと。
先日フルマラソンを快調にトップで走っている夢を見た。
最も途中で道を間違え6位に順位が下がってしまうのだけれど。
そこで目が覚めたのでここから先はどうなったのかは判らない。
何とかなるさって思ったら凄く楽な気分になった。
そんな状況で「どうやら重いらしい!」というタイトルは
実は、編集長日記のブログを以前のものから違うサイトに変えたばかり。
以前のものはすぐに管理しているサーバーが落ちて
忙しいだけの理由ではなく物理的に書き込めないことも多かった。
だから変えたのだけど、今までのものより見るのに時間がかかるっていう声があり
いろいろあるんだなーって今思っています。
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by phatphotochiefed | 2006-02-10 00:15
三寒四温
東京でも雪が降ることがある。
北国育ちの僕からすれば、それはとてもかわいいくらいの積雪なのだが
でもやっぱり、普段降らないところに積もる雪は印象が深い。
この雪がどのくらい積もる雪なのか、そんなことがわかるのは
やっぱり経験ある所以なんだなーと思う。f0060501_23384766.jpg
みんな急いで家路に着いた頃、「この雪は大したことない」って一人余裕こいてたいられたのも
幼い頃の経験からだった。
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写真は渋谷の町並み。
雪が降ると心はしゃぐと同時に懐かしい思い出がいろいろ蘇ってくるものだね。
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by phatphotochiefed | 2006-02-08 23:43
復帰、復活の2月。
昨夜、あるお店で萩から来られたお客様と打ち合わせをしていたら、
節分の豆が配られて、表参道のケヤキが見える窓に向かって「豆まきをどうぞ」と言われた。
季節はいつの間にか移っていくものだね。
1月を言葉にすれば、耐え忍んだ1月。
学生時代に入っていたテニス部での試合を思い出した。
相手が打ってくる重い球をベースラインに立って
面の角度で微妙な位置に返しているだけの試合。
一球でも緩いのが来れば一気に打ち込んでやる!って我慢しながら
いつまでも続く重いラリーをただ返すだけの試合展開。
それが僕の1月だった。
こういうときは、淡々と乗り越えた方がうまくいくもの。
そう思ってやってきた。
月も変わり、ようやくその重いラリーも時々普通のボールが飛んでくるようになってきた。
もう一息。春もそこまで来ているっていうし。
その重いラリーの一部、もう一息の内容をざっとご紹介します。
①、まもなく、読者の写真作品を国内外に向けてセールスするブランドを立ち上げる。
その内容は、2月20日発売の『PHaT PHOTO』で発表出来るので、
是非楽しみにしていて欲しい。
②、3月、PIEのニュージェネレーションパークにて、海外の若手写真家を招いての
トークセッションならびに写真作品を展示する。
それは4月にNYで行う彼らの写真展に先立ってお見せするもの。
海外の若手写真家が何を考え、写真の国、日本に対してどんなことを考えているかを
聞きに来て欲しい。
③、3月20日、僕らは『PHaT PHOTO』の特別増刊号を出すことにした。
『PHaT PHOTO』では2冊目の増刊号にあたる。
1回目の増刊はすでに完売してないけれど、保存版になる内容だった。
今回も保存版を狙って、写真に関わる様々なな方々から聞いた
”どんな写真家と仕事がしたいか”というような内容。
今はまだ詳細を語れないけれど、これも2月20日発売の『PHaT PHOTO』にて告知する。
④、8月1日から7日まで、原宿クエストホールにて僕個人の写真展をすることが決まった。
写真展と銘打ちながら、内容はコンサートみたいになるかもしれない写真展。
でもまだ中身の決定はこれから。
場所と会期だけがしっかりと決まったと伝えた方がいいかも。
⑤、7月ジャンルーシーフのパリのスタジオを訪れ、彼のスタジオでワークショップを開く。
ここには、フィリップサルーン(シーフのプリントやドアノーなどのプリントを手がけた写真家)も来てくれるかもしれない。
サルーンとはある人を通して今も交渉中。
こんなところが僕の1月の重いラリーが続いた理由。
それに、株主総会という結構苦手な会社の大きな行事もあった。
2月は僕の大好きな月。
2月生まれの人に幸せあれ!
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   写真はマンハッタンからニュージャージへと渡るフェリー乗り場。
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by phatphotochiefed | 2006-02-04 19:26